↑懐かしい豚骨醤油のスープ 店内は以前よりも豚骨クサかった。。。
昔、学生のとき4年間和歌山に下宿しておりました。その頃、普通に利用していた井出商店という中華そば屋。
卒業と同時に和歌山を離れ、そんなラーメン屋のこともすっかり忘れていましたが、数年後、なんとあのTVチャンピオンのラーメン日本一決定戦で2年連続の優勝!これにはホンマびっくりしました(有名なラーメン専門家の方々が2年連続で同じ店を日本一に選んだので、翌年以降、同企画はなくなりました)。
学生時代は幹線道路沿いにあって行きやすかったから利用していたに過ぎない「ただの中華そば」が、テレビで日本一のラーメン屋に! えー、マジ? あの店が???
テレビの影響ってすごいもので、それ以来、
◆店前は常に長蛇の列
◆オープン間もない横浜ラーメン館に「博多」「札幌」に次いで井出が招聘される
◆近畿一円にパクリの和歌山ラーメンが急増。
◆カップラーメン井出商店なるものがコンビニで発売される。
と、怒涛のような勢いで全国制覇。今やラーメン好きの方で井出を知らない人はいないのでは、って思えるほどの浸透振り。
先週末、久々に井出へ寄ってみると、相変わらず店前は長蛇の列。家族で並んでいると、前後のグループはどちらも関東方面からわざわざ井出を賞味しに来られた様子。うーん、自分にとってはあくまでも「ただの中華そば」、そんなにしてまで食べる価値があるもんとは思えんけどなー。僕に繊細な味の違いがわからんだけなんかな~。人間の味覚って不思議ですわ。。。